OpenFOAM ②環境構築-OpenFOAMとParaViewのインストール

OpenFOAMや解析結果を可視化するツールのParaViewのインストール方法を説明します。

1.OpenFOAMリポジトリの公開キーをインポート

Ubuntuで以下のコマンドを入力して、OpenFOAMのリポジトリの公開キーをインポートします。

su
curl -L "https://dl.openfoam.com/pubkey.gpg"  2>/dev/null | gpg --dearmor > /etc/apt/trusted.gpg.d/openfoam.gpg
exit
sudo apt update

2.OpenFOAMのインストール

次に、OpenFOAMをインストールします。
https://www.openfoam.com/news/main-news」から、OpenFOAMの最新バージョンを確認できます。現時点(2024/5/9)の最新版がv2312です。
インストール方法は「https://develop.openfoam.com/Development/openfoam/-/wikis/precompiled/debian」に記載してあり、下記のコマンドを入力するとインストールできます。

sudo apt-get install openfoam2312-default

3.ParaViewのインストール

ParaViewにはLinux版、Windows版、MacOS版が用意されていますが、ここではWindows版ParaViewのインストールを説明します。「https://www.paraview.org/download/」よりParaViewをダウンロードできます。現時点(2024/5/9)の最新版がv5.12です。

一般バージョンと並列処理できるMPIバージョンがあり、MPIバージョンを使用するにはMS-MPIが必要です。MS-MPIは「https://learn.microsoft.com/en-us/message-passing-interface/microsoft-mpi」よりダウンロード可能です。現時点(2024/5/9)の最新版がv10.1.3です。

ParaViewを開いて以下の画面が表示されれば完了となります。

以上。

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